米粉の袋の表示を見る順番のチェックリスト(6つの比較)

米粉の袋や米粉パン、ミックス粉には、表示や制度がいくつも関わります。どの制度が何を決めているのか、米粉で最初に見る点はどこかを、6つ並べて比べます。詳しい中身は、各行のリンク先のページで確認できます。

図表1: 袋の表示を見る順番(6ステップ)

手元の米粉の袋や商品ページを見るときに、どの表示から確かめるかの順番です。判定ではなく、どの資料から当たるかの目安です。各行の「詳しいページ」に、確認の根拠と出典があります。

米粉の袋の表示を見る順番と、各ステップで確かめること
順番 見る表示 確かめること 言えないこと 詳しいページ
1 用途表記(製パン用・製菓用・1番ミドルタイプなど) 推奨ロゴマークの有無、商品名の区分名、数値の記載のどれかを見分ける 「製パン用」「製菓用」の言葉だけでは、農水省の1番・2番のどれかは分からない。商品名に区分名があっても、基準への適合は分からない 米粉の表示から用途区分を確認する手順
2 原材料名とアレルゲン表示 小麦由来のグルテンや小麦粉が入っていないか。重量の多い順に並んでいるか 商品名に「米粉」と付いていても、小麦を含まないとは限らない 米粉製品の小麦アレルギー表示、米粉製品の原材料名の書き方
3 原料原産地 重量割合1位の原材料の産地(または製造地)が書かれているか 「米粉パン」でも、米粉が重量割合1位でなければ米粉は対象にならない 米粉製品の原料原産地表示
4 賞味期限と保存方法 期限の日付、保存方法の文言(冷暗所か、直射日光・高温多湿を避けるだけか)、開封後の目安の有無 期限は未開封で表示どおりに保存した場合のもの。用途区分は期限の長さを示さない 米粉の賞味期限と保存方法の表示の読み方
5 ノングルテンの表示(付いている場合のみ) 認証や検査に基づく表示か。日本の「ノングルテン」は1ppm以下、欧米の「グルテンフリー」は20ppm以下 用途区分(1番・2番・3番)とは別の話。ノングルテンの表示がないことは、グルテンを含むことを意味しない ノングルテン認証と製造工程管理JAS
6 表からはみ出す制度(取引する場合) 栄養成分表示の要否、米トレーサビリティ法の対象かどうか 個別の商品の表示が適切かは、本サイトでは判定しない 米粉製品の表示・制度 早見表

出典: 各ステップの詳しいページに載せた、消費者庁・農林水産省の資料とメーカー商品ページ(各ページに確認日を記載)。このページは新しい事実を加えず、既存ページの内容を見る順に並べ直したものです。

袋を見ながら使う手順

  1. 袋の正面にある用途の言葉を見て、推奨ロゴマーク・商品名の区分名・数値のどれがあるかを分けます。
  2. 裏面の原材料名とアレルゲン表示で、小麦が入っていないかを確かめます。
  3. 原料原産地と賞味期限、保存方法を見て、開封日をメモしておきます。
  4. 「ノングルテン」の表示があれば、認証や検査の根拠を確かめます。
  5. 袋から分からない点は、メーカーに問い合わせます。用途区分については、農水省の1番・2番・3番のどれに当たるかと、測定した数値の有無を聞きます。

銘柄ごとにメーカーが公表している用途区分は銘柄を調べるに、区分の数値は用途別基準の数値一覧にあります。

よくある質問

袋のどこから見ればよいですか

用途を決めて買う場合は用途表記から、小麦アレルギーの人が使う場合は原材料名とアレルゲン表示から見ます。このページの順番は目安なので、目的に合わせて入れ替えて構いません。

袋に用途区分が書かれていないときはどうしますか

区分を推定せず、メーカーの公表情報を銘柄別のページで確かめ、なければメーカーに問い合わせます。「メーカー公表の区分表記なし」は、区分が分かっていないという意味です。

各回答の根拠は、リンク先の各ページと出典に記載しています。

→ 米粉の表示から用途区分を確認する手順を見る

→ 米粉製品の表示・制度 早見表を見る

→ 米粉規格デスクのトップへ